まず主人公が、人によっては大幅に好き嫌いの分かれるキャラクターだと思います。
それこそ「王子様」のような容姿に言動で、その上に頭も切れるらしいので理解力も高く、物語はさくさく進んでいきます。
男所帯の中で平然としていながら、女だからって馬鹿にするのはおかしい・自分は男と同等もしくはそれ以上の働きをしているつもりだと、世の男の不甲斐なさを時おり冗句にも使う主人公。
これはこれ、としてみればキャラクターも個性が強く、キャラクターの個性をあらわすさりげない描写もそこかしこに散らばっていたので場面を想像すると楽しい部分もありました。何より、絵がきれいです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
角川ビーンズ文庫
- 感想投稿日 : 2010年7月12日
- 読了日 : 2010年7月18日
- 本棚登録日 : 2010年7月7日
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