この本はいま、新装版が出ているが、読んだのは1991年の第二版。高校生のころに買ったものを再び読んだ。
やはり、山のプロフェッショナルであるマタギの技術と知恵は素晴らしい。これら伝統がしっかりと継承される手立てを打つ必要がある。
各地で野猿や猪、鹿などが増えすぎており人間との共生が難しくなっている。害獣を駆除するにも、猟師が減ってしまっているようだ。猟師たちも独自の経験と知恵を持っているのだろう。マタギに限らず、日本の伝統文化が消えていくのは寂しい限りだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
山岳ガイド・技術書
- 感想投稿日 : 2011年6月26日
- 読了日 : 2011年6月26日
- 本棚登録日 : 2011年6月26日
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