「Rot」というマルウェアにまつわる事件。
この巻でいよいよ、ひとつの結末を迎える。
ギリギリする緊張感。
静かな脅威。
絶望と侵食。
デジタルなスリリングな駆け引きや仕掛け。
アナログな繋がり。
デジタルな話とアナログな展開のバランスが今回も面白い!
欲望。
情。
理想。
これらが渦巻いていて、物語としての厚みがある。
ひとつの話が終わり、その繋がりを断ち切らないまま自然に次の話に移行するところも素晴らしく好み。
要するにちょっと頁をめくり始めたが最後、時間を忘れて没頭し読破するくらい楽しいってこと。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2015年5月8日
- 読了日 : 2015年5月8日
- 本棚登録日 : 2015年5月8日
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