面白い…けど、かつての1,2のような逆転裁判の魅力とは少し遠い。
今回のテーマは霊媒。霊能者。
逆転裁判シリーズではお馴染みの霊媒…倉院。そして今回の舞台はクライン王国。
法廷で霊能力が活躍…どころか主体になっている不思議な国での法廷闘争。
話に立派な縦軸が据えられているのは、かなり良かった。
話の筋自体もとても良かった。
しかし、細かい要素で(昨今のシリーズの特徴でもあるけれど)物足りなさも。
まずは、キャラクター性。
正直、今回の新しいキャラクターたちには、あまり魅力を感じなかった。
あとはセリフ回り。
軽妙さが失われて、時々だれてしまう。あの時間を忘れて没頭できた、かつてのシリーズが懐かしい。
ともあれ、今回は総じて面白かった。
演出にも随所にこだわりも感じた。
願わくば、次回はもう少し引き算的な思考ももって、より一層魅力的な作品となって欲しい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ゲーム
- 感想投稿日 : 2016年8月12日
- 読了日 : 2016年8月12日
- 本棚登録日 : 2016年8月12日
みんなの感想をみる