話半ばまで十津川警部は出てこない。
池袋署の伊熊武敏が主人公になっている。
東京での殺人事件の操作からはずされた伊熊が,
南紀白浜で殺人事件に遭遇する。
事件を追っていくと,東京の殺人事件が関係してくる。
ここまでは,最初に南紀白浜で休養したらという話から推測できた。
誰かが,何かを知っていてではないところがやや不自然だった。
最後はばたばたと事件の全貌が分かったが、
伊熊が退職してしまうのは残念だ。
面白い性格なので,4−5冊登場して欲しかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
西村京太郎
- 感想投稿日 : 2011年10月13日
- 読了日 : 2011年10月13日
- 本棚登録日 : 2011年10月13日
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