いつもの寄り道 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1991年1月29日発売)
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本棚登録 : 113
感想 : 7
5

赤川次郎は映画好き。
映画のように本を書きたい。

売れっ子作家なので、映画よりは2時間テレビ番組のようなものしか書く時間がない。
読者も、通勤列車で、行き帰りの2時間で読めるような作品に人気がある。

結果として2時間で楽に,軽く読める作品への需要が大きい。
需要に答えると売れる。

本作品は、赤川次郎作品の中では,複雑さがやや高い部類にはいるような気がした。
あわよくば映画にすることができるかもしれない。

突然の配偶者の死の連絡。
殺人の疑い。

つぎつぎと妖しげな関係者が登場する。

この本が楽しめなければ,赤川次郎作品は読まない方がよいかもしれない。

ps.
文庫と新書で表示が全く違うので、同じ作品だと気が付きませんでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 赤川次郎
感想投稿日 : 2011年7月30日
読了日 : 2011年7月30日
本棚登録日 : 2011年7月30日

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