ため息の時間 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2004年6月27日発売)
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短編小説9話。
口紅
夜の匂い
終(つい)の季節
言い分
僕の愛しい人
バス・ストップ
濡れ羽色
分身
父が帰る日

あとがきによると、男性主人公の話とのこと。
読んでいて、言われれば、そうかと気がつくくらい、
女性の視点、唯川恵の視点が明確で気がつかなかった。

初出が、小説新調、週刊朝日、小説工房、小説nonの1996年から2001年にかけたものを集めている。

これらで「ため息の時間」というのがうまいかも。
女性のため息なのか、男性のため息なのか。
女性と男性の両方を捕らえた人間のため息なのか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 唯川恵
感想投稿日 : 2013年2月17日
読了日 : 2013年2月17日
本棚登録日 : 2013年2月17日

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