短編小説9話。
口紅
夜の匂い
終(つい)の季節
言い分
僕の愛しい人
バス・ストップ
濡れ羽色
分身
父が帰る日
あとがきによると、男性主人公の話とのこと。
読んでいて、言われれば、そうかと気がつくくらい、
女性の視点、唯川恵の視点が明確で気がつかなかった。
初出が、小説新調、週刊朝日、小説工房、小説nonの1996年から2001年にかけたものを集めている。
これらで「ため息の時間」というのがうまいかも。
女性のため息なのか、男性のため息なのか。
女性と男性の両方を捕らえた人間のため息なのか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
唯川恵
- 感想投稿日 : 2013年2月17日
- 読了日 : 2013年2月17日
- 本棚登録日 : 2013年2月17日
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