迷子の眠り姫 (中公文庫 あ 10-8)

著者 :
  • 中央公論新社 (2004年2月1日発売)
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本棚登録 : 77
感想 : 7
5

一度死にかけて,生き返った少女。
有体離脱の能力を身につける。

さまざまな事件に巻き込まれ,
赤川次郎らしく,それぞれの事件が少しづつ重なり合う。

編み物の縦糸と横糸のようにからみあって,
1つの図柄を生み出す。

家族の絆。
夫婦,親子,姉妹兄弟。

仕事,犯罪,学校。
生活の中での歯車の食い違い。

銃口は誰に向いているのか。

主人公の透明感ある性格が赤川次郎らしい。
事件の解決が中途半端なところが赤川次郎らしい。

本作品で何がいいたかったのか,分からないが読んでしまった。
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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 赤川次郎
感想投稿日 : 2011年8月9日
読了日 : 2011年4月9日
本棚登録日 : 2011年8月9日

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