学生が就職する際に、これまで読んでいた「ビジネス書」を捨てるように指導してきた。
まず、その前に、学生には、就職のために、あるいは「ビジネス」について知るために「ビジネス書」を3冊読むのを薦めてめてきた。
面接などでも「ビジネス書」くらいは読んでいることを想定した質疑があるかもしれないからだ。
学生の間に仕事をしている人もいるが、仕事をしていなけれえば、「ビジネス書」は教養を深める意味で有用だと思うし、将来「ビジネス書」を書く参考にもなるかもしれない。
「ビジネス書」にも、いいものはいくらでもある。
にもかかわらず,就職する際には、「ビジネス書」は捨てるように指導している理由は、本当の仕事(ビジネス)の中に入って、自分の肌で感じるようにするためだ。
「ビジネス書」という穴からしか現実を見ないようにするために、「ビジネス書」を捨てることを薦めている。
「ビジネス書」を10年間も書棚にならべている人は、よほど本を読まない人ではないのだろうかと思うことがある。
「ビジネス書」は、読んだらすぐに捨てるものだろうという説もある。
「ビジネス書」から発想(インスピレーション)をいろいろもらったら、すぐに消化しないと、間に合わないのではなだろうか。
「ビジネス書」を捨てて、ビジネスの荒波に乗り出そう。
ps.
荒波の中や,荒波を乗り越えたらビジネス書を書くのも人生かも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
勝間和代
- 感想投稿日 : 2011年9月25日
- 読了日 : 2009年9月25日
- 本棚登録日 : 2011年9月25日
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