破妖の剣外伝(5) 魂が、引きよせる (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (2000年3月3日発売)
3.51
  • (19)
  • (20)
  • (61)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 255
感想 : 7
5

破妖の剣外伝5巻。
リーヴィ主体の「魂が、引きよせる」と、ラス主体の「いびつな螺子」の2本。
「魂が、引きよせる」は相変わらず元気・強気・勝気で強い意志を持つリーヴィが愛らしく、邪羅と藍絲のかけあいにくすりとします。
(妖主なのに、だんだんと藍絲の性格がおかしくなってきてるような…。)
その他セスランやサティン、マンスラムも出てきて、その後の浮城メンバーの姿が垣間見られて良かったです。
「いびつな螺子」は、またもや闇主の画策によって、事件に巻き込まれるとことを余儀なくされたラス。
内梨側の話しをもっと見てみたかったという感じもありました。
相変わらず恋愛音痴な場面にもどかしく思いつつ、意識せず言葉に出る闇主に対する想いに、微笑ましさを感じます。
今回も闇主にとっては辛い回だったと思います。
逃亡サイド・浮城サイドと両方読めて満足な1冊でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2007年11月12日
読了日 : 2007年11月12日
本棚登録日 : 2007年11月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする