破妖の剣外伝5巻。
リーヴィ主体の「魂が、引きよせる」と、ラス主体の「いびつな螺子」の2本。
「魂が、引きよせる」は相変わらず元気・強気・勝気で強い意志を持つリーヴィが愛らしく、邪羅と藍絲のかけあいにくすりとします。
(妖主なのに、だんだんと藍絲の性格がおかしくなってきてるような…。)
その他セスランやサティン、マンスラムも出てきて、その後の浮城メンバーの姿が垣間見られて良かったです。
「いびつな螺子」は、またもや闇主の画策によって、事件に巻き込まれるとことを余儀なくされたラス。
内梨側の話しをもっと見てみたかったという感じもありました。
相変わらず恋愛音痴な場面にもどかしく思いつつ、意識せず言葉に出る闇主に対する想いに、微笑ましさを感じます。
今回も闇主にとっては辛い回だったと思います。
逃亡サイド・浮城サイドと両方読めて満足な1冊でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2007年11月12日
- 読了日 : 2007年11月12日
- 本棚登録日 : 2007年11月12日
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