東の海神 西の滄海 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社 (1994年6月5日発売)
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本棚登録 : 5587
感想 : 372

面白かった…のだけど、手放しではそういえない作品。軽いセリフまわしに反して地の文が中国の歴史もの風で、少々陰鬱である。この作者はホラー要素が多いからなのか。
そして物語は正道とは何か、を常に理に問うては答えているような重さがある。十二国記の 他の作品をアニメで見たことがあり、その時もそのような話であったと思う。そこがテーマなのか。理屈も古代中国の逸話のような論法で、そこに今風のキャラがいてとまどつた。慣れれば良いのか。
慣れれば中毒になるのやも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童文学・ラノベ・昔話・神話
感想投稿日 : 2015年2月26日
読了日 : 2015年2月26日
本棚登録日 : 2015年2月26日

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