時間の砂 上

  • アカデミー出版 (1991年4月1日発売)
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本棚登録 : 390
感想 : 28
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ハードカバーな本は持ち運びが大変だという思いがあって、あまり購入しない事が多いのですが、何となく買った1冊でした。<BR>
何故、購入する気になったのか・・?<BR>
レンタルビデオで「明日があるなら」を観たからだった様な気がする(^^;<BR>
電車の中吊りで目にしていたからかもしれない。とにかく本屋へ行った。そう苦労せず本には出会えた。<BR>
「全米で大ベストセラー」「手に汗握ってお読み下さい!」・・・赤帯の煽り文句も十分そそられた、ミーハー。<BR>
けれど、実際面白かったのです。外国作品は翻訳の具合にもよるのだと思うんですけど、話が見えなくなるときが多いのであまり読まなかったのですが。<BR>
「超翻訳」というものが良かったのかもしれない。<BR>
4人の修道院のシスターとバスク独立を願う男達の話。<BR>
隠れ蓑にする為に修道院に身をおく女、根っからの信者な女、尼になるしかなかった女、母親との確執から尼の道を選んだ女達が政府に襲撃された修道院の宝である黄金の十字架を別の修道院に運ぶ途中、反逆者の一団が偶然の出会いから一緒に逃亡を続けることになる。<BR>
上下巻なので結構な読書量になる気もするけれど、そう苦にはならなかったです。<BR>
これはビデオも出てるので、読むのが嫌だなぁと思う方はビデオを見てみるのも案かも知れませんが、ビデオは3人の修道女しか出てこないですから、興味を持った方は本をお薦めします。<BR>
どんな本でもそうですが、原作を読んでから映像を見たほうが、本の内容を更によく理解できる気がします。<BR>
<DIV align="RIGHT">2002/2/11</DIV>

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: サスペンス
感想投稿日 : 2004年10月2日
本棚登録日 : 2004年10月2日

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