ちゃんぽん麺»
日々の読み終わった本を中心に載せていこうかと思います。日々読んで観ていますが最近はレビューまで気が回らず・・・。サイト内のもので読み返して感想が変わったものもあったりします。未熟で自分よがりなレビューですが、参考にして頂ければ、コレ幸いです。
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amazonとか観ると高い評価が多いなぁ。
端的に言うと中身は8割方著者の想像です。まぁ最初にフィクションって断ってるからいいんですが、どうも読んで勘違いしてる人も多いみたいで。「周りの人が野菜に見える」などの実際の少年Aの発言もありますが、母親や少年Aの人物イメージを固定してしまう様な台詞(実際はそんな事実は無い)をバンバン言わせ、行動させます。
一番気になったのは少年Aを多重人格者の様に描いている部分。それを軸としたもう一人の少年Aとの対立による自我形成、それがこの本のきもになってますが、そうだと言う確定した事実は無いわけで。マスコミのイメージしそうな犯人像、シリアルキラーを演出しているように思った。結局は神戸の事件を基にした完全なる小説です。ただ最後の実際の少年Aの証言を交えた所は、やはり引き込まれるものがありました。オリジナルなら凄いし、三島の金閣寺みたいにモチーフとするならいいですけど、ここまで大々的にドキュメンタリーみたいに煽っててのはどうかと。これを読んで神戸の事件をイメージするのは大きな間違いだと言うことは知っておくべきだと思います。それと14歳だから軽い罪ですむってやつ。それだけは想像で言わせてはダメだろうって。
2011年09月28日
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何々をした。何々をしてこう思った。箇条書きのように延々とそういった文章が繰り返されて終わる。
当たり前だが著者に文章力など期待していない。しかし心情と言ったものが全くといって書かれていない。
最後に著者は「逃げる前も逃げた後も自分のことしか考えていなかった」と語る。それが分かっていながら、こういう本を出すというのは、何か裏の事情でもあるのか、全く反省をせず利己的に自分を偽っているに過ぎないのか。
多くの読み手が知りたかった事はこの本には書かれていない。著者が被害者のために出来ることは、罪を償うことと共に、自分がなぜ殺人にいたってしまったのか、同じ事件を起こさないためにはどうすればいいかを伝える事ではないだろうか。
2011年09月22日
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命が・・・軽すぎる。
推理モノは特に詳しくは無いので、トリックの善し悪しは分からない。けれど石神がやるであろう事までは予想できた。しかしその後の部分に言葉を失った。
これだけ有名な作家さんで、これだけ有名な小説で、そんなんでいいのかと思った。
自分が泣きたいからドラマや映画を見て、明日には忘れる。深く物事を考えず所詮作り物だからと考える人にはいいかも知れない。
例えそういう事をしてしまう心理状態になったりする人間がいたとしても、それこそ人のためにというよりも、自分が良ければいいと言う行動そのものではないか。それが美しい純愛なのか。感動するものなのか。それは一方的に悪人として描かれた富樫のやっていた事と何が違うというのか。
推理小説で人が死ぬのに純文学なみに深い意味を持たせるのはおかしいのかも知れないが、ジャンルの問題で片付けてよいのだろうか。これが高評価という事に、今の時代の命の軽さを考えさせられてしまった。
2011年09月14日
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仏教には聖書やコーランといった特定の聖典が無いので、入門書やらをかじった程度しか読んだことが無い。なので漫画としての感想を書かせて頂く。誰もが認める巨匠を批判したくは無いが、後半は明らかに失速して流しながら書いてるように思った。まるでジャンプで連載打ち切りが決まった漫画のような流れだった。
何度も中断されながら書いてるからかも知れないが、同じ条件でも火の鳥は素晴らしかったが、続き物となるとやはりモチベーションが続かないのか。後に二人は運命的な対決を~みたいな振りが何度もあるが、結果的に風呂敷広げてまとめきれなかった印象を持った。宗教と言うテーマ自体が難題だが、一番肝心な悟りを開く瞬間を、数年後に会ったらもう開いてたみたいな展開だったのには閉口した。この題材を選んだ時点で、それがキモでは無いかと。前半星5つ。後半2つと言う感想。
2011年05月06日
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漱石の作品は一通り読んだが、その時代のあくまで大衆文学と言う感想を持った。その中で「こころ」は純文学に近い。内容的にも他の作品よりも深みを感じた。
しかし最後、Kがそれを決意した理由が、現代っ子の私には納得出来るわけが無い。感情移入のしようがない。
やはり漱石は良くも悪くもあくまでその時代を現す小説家だと思った。文章はもちろん素晴らしいが。
2010年07月28日
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予備知識無く、タイトルに惹かれて購入した。筒井康隆的な面白オカシイものを想像したが、内容は全く異なっていた。
前衛的と言えばそうかも知れないが、内容的、特に後半は作家の病気がモロに出てる気がした。作者の自慰と脱線。もし計算して書かれたと作者が言えば、分からないこちらが悪いので納得しなければならないかも知れないが、正直文章が自慰過ぎる。
純文学の括りとも違い、どちらかと言えばやはり大衆文学よりの様に思うのだが、多くの人にとっては「何言ってんの?」って言う感想になるだろう。そこでそんな事考えねぇよって言う。作者の文章に自分がピタリと嵌り、酔うように読める人にとってはいいかも知れないが。
2010年07月20日
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キリスト教には聖書があるが、仏教にはこれって言う定まったモノが無い様なのだが、この著が入門書として評価も高いようなので読んでみた。
基本的には俗に言う「悟り」って言う考え方が土台なのだと理解した。平たく言えば器が大きいというか、大局的な広い視野や考えで物事を考えると言うか。
色々と納得させられるものもあったのだが、そんなの考え方の押しつけじゃないかと思ったり、胡散臭い宗教勧誘そのものの言い回しがあったりもした。しかしながら得るものもあったし、これ一冊で評価出来るモノでは無いだろうとも思う。
2010年06月29日
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面白かったのだけど、正直ガッカリした部分もある。
一番期待した戦いのシーンが殆どスカされている。血・肉躍る骨太のチャンバラ描写を期待して読んだのだが、殆どの結末が誤魔化されている。戦っていて次の話になると、それが終わってたりする。まともに戦ってちゃんとケリまで書いてるのって、それこそ最後の小次郎ぐらいしか無い気がする。そもそもそう言うシーンが少ない。心理描写が殆どだ。それは確かに素晴らしいと思ったのだけれど、なんかちょっと残念だった。
2010年06月25日
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探偵小説というジャンルをうたっている通り、どんでん返しが幾度かあるのだが、全てが夢オチと言う卑怯なやり方であるのは如何な物だろうか。散々読まされて、今まで喋ったのは嘘だったとハッキリ言われたりする。最後の最後も嫌いじゃないが、アレだし。まぁ精神病って言う言い訳があるのだろうが。
古典にしては古語と言うより現代語に近く、文章としては非常に読みやすい。タイトル・背表紙・あらすじと、読む物が期待しているものはおのずと絞られると思うが、それについては期待を裏切らない内容だと思う。何より構成と文章が上手い。これはいらんのじゃないかと言う作者の遊びチックな所があったりもするが。
全体的にホラーと言うより悲喜劇に近いと感じた。
しかしこれが書かれた時代を考えると先見の明やらがあったのであろうし、表現といい、作者の想像力たるや凄いと思った。
2010年06月09日
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文章が上手い。天才肌って感じの文じゃないけど、努力したんだろうなって思う。読みやすいし、展開もテンポがあり、王道展開だがサクッと娯楽として読むには文句なし。
ただ、冒頭でう○こにこだわりすぎていた事だけが謎。
2010年04月26日
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どう考えても無駄に長い。必要の無い描写が殆どで、それが読者を攪乱するための文章と言うわけでも無い。文章もステレオタイプでいたって普通であり、取り立てて特徴や感心する表現も無い。
もっと濃縮した方が物語としても重量感が出たのでは無いか。
何より最後が尻つぼみだったのがいけない。ミステリーにおいてはそれがキモなわけで。最後の最後が一番ガッカリした。
展開に無理矢理感も多く、主人公の行動に理解できない部分も多かった。好みやら賞を取ったやら言われても厳しい評価をせざるを得ないと言う感想を持ったが、読みやすいとは思った。
2010年04月21日
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