新しく発見された、霊長類の化石。
これだけで、ロマンを感じる上に、発見された化石は、骨だけでなく、筋肉の様子や、最後に食べた腸内の食べ物まで残っていたというのだから驚きです。
その化石が、我々人類につながる霊長類の歴史のなかでの、ミッシング・リンクを埋めるものである…らしいという段階の本です。
化石発見の過程から、化石にまつわる古生物・古生態の話まで、様々な話がそれこそリンクして、ひとつの化石「イーダ」につながっていくさまが見事です。
いつか「イーダ」を自分の目で見てみたいと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
科学
- 感想投稿日 : 2012年7月30日
- 読了日 : 2010年2月20日
- 本棚登録日 : 2010年2月20日
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コメント 1件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/07/31