キリストやマホメットみたいな預言者が現代日本に生まれたらこんな奇行をするだろうという話。
宗教は曼荼羅のように細分化されるべき等の視点は面白かった。しかし語りつくされたテーマなだけに、新しさを感じるほどではなかった。
神に期待するなという教義?は仏教に近いんじゃないかと思う。
小説としては、最初の改宗者の手紙が無神論者のコンプレックスが刺激される内容で面白かった。
巻末の聖典を模した索引が笑えた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
novel
- 感想投稿日 : 2009年9月5日
- 読了日 : 2009年9月5日
- 本棚登録日 : 2009年9月5日
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