預言者の名前 (新潮文庫 し 29-5)

著者 :
  • 新潮社 (1996年7月1日発売)
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本棚登録 : 134
感想 : 16
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キリストやマホメットみたいな預言者が現代日本に生まれたらこんな奇行をするだろうという話。
宗教は曼荼羅のように細分化されるべき等の視点は面白かった。しかし語りつくされたテーマなだけに、新しさを感じるほどではなかった。
神に期待するなという教義?は仏教に近いんじゃないかと思う。
小説としては、最初の改宗者の手紙が無神論者のコンプレックスが刺激される内容で面白かった。
巻末の聖典を模した索引が笑えた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: novel
感想投稿日 : 2009年9月5日
読了日 : 2009年9月5日
本棚登録日 : 2009年9月5日

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