ある意味新しいタイプのミステリー小説ではないかと感じた作品。単なるミステリーの枠を超えている。社会的問題である児童の自殺の実態を等身大で描きつつ、謎解きの盛上がりのポイントを幾つか設けそれをうまくミステリーの味付けでコントロールをすることでストーリーに引き込ませていく。純粋な推理小説の典型的な傑作ではないかもしれないが新しいミステリージャンルと言っても過言ではないのでは。一気に読了しました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年1月6日
- 読了日 : 2017年1月6日
- 本棚登録日 : 2017年1月6日
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