統計データを見ればわかることをまとめた本。
終わりの方に「10の処方箋」が示されてはいるが、そんなに簡単に処方箋が示せる問題でないことは、著者の指摘しているとおり。
最近、少子高齢化が与える社会への影響について多少考えることがあるが、なかなか答えの出ない問題だと思う。
自由に子供を作ることを是とするなら、子供を作れる連中は基本的に強者となるだろう。
子供を多く作ることが少子高齢化の唯一の対策である以上、強者を援助することでしか、少子高齢化は抑制できないのではないか。
そんなことが、社会的に容認されるのかどうか。
生き残ったもので、新しい均衡が得られるポイントがあるのかどうか。。
よくわかりません。
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- 感想投稿日 : 2017年10月1日
- 読了日 : 2017年10月1日
- 本棚登録日 : 2017年10月1日
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