このひとの作品の9割方は京都大学でできている印象。
関西圏で生まれ育ったものの中には、かの大学は抜き難く引力を及ぼす場合があって、その思いは、多くの場合片想いに終わる。
端的に言えば、僕の場合片想いに終わった。
その影響か、この本を読むと、京都大学の学生の内輪受けみたいな部分や、衒いのようなものが感じられ、ちょっといただけないぁ、という感想。
加えて、原作の方がいいというのも、まぁ当たり前と言えば、当たり前。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年4月17日
- 読了日 : 2017年4月17日
- 本棚登録日 : 2017年4月17日
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