鬱病に興味がある。これは最高の鬱病闘病記だ。鬱病についてあれこれ説明されるより、実際の患者の症状をそっくりそのまま書いてくれた方がよほどすんなり理解できるのである。この患者さんはうまくハッピーエンドになったけど、多くの患者さんはそうではなかろう。途中の特撮ヒーローの説明も無駄に詳しいのに飽きさせない。作者の文才のなせる技なのであろう。
読書状況:読み終わった
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その他作家
- 感想投稿日 : 2015年6月14日
- 読了日 : 2015年6月11日
- 本棚登録日 : 2015年6月14日
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