シュトヘルもそうなんだが、「原作ありの前作が大変素晴らしかったのでついつい比べてしまう」読み方をしてしまうのがよくないと思いつつ、それを忘れられる程度に楽しかった。良かった。
相変わらずけばけばしいお姉さんがものっそい美しくて、中高年の貴婦人がかっこよくて、いちいち(主要登場人ぶち以外も)表情が一筋縄でいかない感たっぷりで。
いろんな種類の美人がいていろんな種類の陰謀家がいて、いたいけではかない子供たちがいて、絢爛。
ガレニアとその周辺が一番好きだ。切断した足片手に野心を語る高慢なくらい自信満々で度胸のある血まみれの彼女。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
家にある
- 感想投稿日 : 2010年12月8日
- 読了日 : 2010年12月8日
- 本棚登録日 : 2010年12月8日
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