てのひら怪談 百怪繚乱篇: ビーケーワン怪談大賞傑作選

著者 :
制作 : 加門七海 
  • ポプラ社 (2008年6月1日発売)
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本棚登録 : 72
感想 : 12
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数字じゃなくサブタイトルなのには理由があった。傑作選編?

(目の前をするする進行していく怪異を見ているだけの立場、からの怪談ってさびしくて怖くて好きだ)
「額縁の部屋」 クジラマク

(ひどいのかやさしいのか。よくわからんけれども、嫌でも怖くもない話で、しかも印象深い。)
「かえる」 我妻俊樹

探せ。(ちょっと笑える。笑えない状況とか切羽詰まった感が)
「からころはつぼ」 狩野いくみ

この身、朽ちるまで、さぁ存分に。(食わず女房。と、良い勝負の夫。みたいな)
「鬼裂」 立花腑楽

(道具の使い方。ひんやり。)
「てのひら」 松本楽志

(さぶえ。誰にでもあるもんなんだろうか)
「三重」 一双

(このまま人類滅びそうってくらい、拡大し続ける。好き)
「ランバス・フー・ファイター」 林不木

(情景がやさしくて綺麗。)
「月夜」 杜地都

(すごく怪談な世界なのに、妙にしっかりコミュニケーションとりあってる、とろうとしてる、人たち。好きだー。)
「般若娘」
「男の世界」 ヒモロギヒロシ

(短編集あったら買う、くらい好き。軽やか。しゅっとしてる。すごいノスタルジックなのに甘くなりすぎないのはなんだろう、文体?結び?)
「透明な教室」
「夕陽を跨ぐ友達」 君島慧是

表紙がさやかさん。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 借りた
感想投稿日 : 2010年1月20日
読了日 : 2010年1月20日
本棚登録日 : 2010年1月20日

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