やせれば美人 (新潮文庫 た 86-2)

著者 :
  • 新潮社 (2008年8月28日発売)
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感想 : 46
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様々な女性のダイエット体験談を夫婦が聞きに行くというもの。
本書に書かれているのはダイエット法でも成功談でもなく、
ダイエットを巡る複雑な女心ではないか。

・妻は体重を計る時、その数字から10キロ引いて考える = 1年で戻れる許容範囲として。
60キロのときは50キロ。まだ全然大丈夫。
さすがに67キロになると焦りを覚える。そこで妻は戻る期間を2年に延長した。
そうすれば体重から20キロも引ける。

・太っている状態は仮の姿。太っても痩せれば美人に戻れるから今は仮の姿。

・痩せた?と友人に聞かれてもとぼける。
単に生まれつきの素質が表面化にしたにすぎないことを強調したいから。

共感。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 思想・文学・ノンフィクション
感想投稿日 : 2011年3月17日
読了日 : -
本棚登録日 : 2008年9月1日

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