宮部みゆきの最高傑作という事で読んでみた。
自己破産というと暗いイメージだ。
関根彰子は自己破産で苦しんでいた。
彼女に成りすました新城喬子も同じような境遇で苦しんでいた。
刑事の本間俊介が失踪した関根彰子の行方を追ううちに事件の真相に辿り着く。
夢のマイホーム、自分の思い描く夢を見るうちにローン地獄に落ちていく哀れな女達。
私の財布にもカードが居座っている。
今やカードのない生活は考えられない。
便利なものほど怖いものはない…
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー小説
- 感想投稿日 : 2016年2月28日
- 読了日 : 2016年2月21日
- 本棚登録日 : 2016年2月28日
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