【要旨】
達成した時をイメージし、目標を立てる。その際に、それをやる必要はあるのか?何のためか?目的意識を持ち、ストレッチターゲットであることが望ましい。
目標を設定したら、計画を立てる。準備不足は二度手間や忘れ物へと繋がる。計画のための時間を計画し、万全を期する。現状との比較から何が足りないのか、何が必要なのかを検討し、To Doリストの作成や優先順位を明確にさせる。計画を立てるときは、1日の予定を15分刻みにすると良い。
実行の際には、初めからマニュアル化を視野に、実行中に手順を書き出す。また自分の位置を意識し、軌道修正をしていく。計画のためには遊び(ゆるみ)を持たせることも重要。さらには、一目で全体を把握できるものがあれば理想的で、定期的に振り返れることが望ましい。
【感想】
どちらかというと、当たり前のことをまとめられているだけだが、所々に参考になりそうな箇所があった。
今の時代に自分の10年後をイメージできる人は稀だと思うし、農業のように毎年同じリズムで時間(季節)が流れる生活も多くはないと思う。不確かな世の中だからこそ、目標をどのように設定するのか、どのように計画を立てるのか、どのように見直しをするのか、どのように評価をするのか、ということが重要だと思うが、具体性に欠ける。
この手の計画・実行・記録という作業は、今の時代では「手帳」とセットで自分をマネージしていくようになっているのではないかと思う。
【目次】
第1章 目標を決める
第2章 計画を立てる
第3章 実行する
第4章 チームで実行する
第5章 記録する
- 感想投稿日 : 2008年10月18日
- 本棚登録日 : 2008年10月18日
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