シリーズ4作目です。
様々な今を生きるお客さんが探し求める、
遠ぃ記憶にある大切な思い出の「食」を、
元刑事の料理人の父・流と娘のこいしが、
本人も忘れていた思い出と共に捜し出し、
その思い出とともに食べさせてくれる、
鴨川食堂と鴨川探偵事務所のお話です。
作品の体も、所謂、探偵小説にある、
依頼編と解決編の2つから構成され、
お約束のパターンも、そのまんまで、
それでも、状況がいろいろなので、
各話、新しく読むことができます。
本シリーズの作風、構成を、
お約束と思ぅか、ワンパターンと思ぅか、
それによって、評価も変わるでそぅが、
ボクは、お約束と思って、安心できます。
とは言え、やはり、4作目ともなると、
そのお約束が崩れなぃ程度に、
何かしらのプチ変化も欲しぃところも…。
そんな中、既作品と比べると、
解決編の中で、父親の流の感情や想いが、
若干ながらも、前に出ている話もあった。
ただ、第3話の、気を利かせた部分は、
作品的には、うっすらと違和感も…??
すごく微妙なところ、なんですけどね。
でも、全体としては、変わらずいぃ感じ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年1月20日
- 読了日 : 2017年1月20日
- 本棚登録日 : 2017年1月13日
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