矛盾する話だが、思ったよりおもしろくて、思ったよりおもしろくなかった。
仮想世界の話だと思っていたので、マトリックスのようなものを想像していたが、実際は哲学の授業で学生と先生が議論していて、その内容がわかりやすいように映像化しているものだった。その点は今までにない感じでおもしろかった。
世界の滅亡から免れる10人を20人から選ぶという話だったので、骨肉の争いや複雑な心理戦等を期待していたが、選ばれなかった人はあっさり引き下がったり、議論も学校で行う多数決の延長上のようなものだったので、物足りず。
最後に先生の想いが語られるのだが、公私混同しすぎだろと…。
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2014年8月25日
- 本棚登録日 : 2014年8月25日
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