■書名
書名:小さな会社のIT担当者のためのセキュリティの常識
著者:那須 慎二
■概要
知識ゼロでもよくわかる中小企業が自分でできるセキュリティ対策。
サイバー攻撃の最新手口と被害事例&対策「不正送金、情報漏えい、
ネット詐欺、ウイルスetc」むずかしい話は一切なし!マイナンバー対応。
一番やさしい解説書。
(From amazon)
■感想
中小企業を対象にしたセキュリティの本です。
一通りセキュリティに関することが網羅されており、攻撃方法、防御方法
について浅くですが知る事が出来ます。
ただ、知識ゼロの人間がこれ読んでも、恐らく理解できません。
いくら知識が無い人向けと言っても、PCの知識、ネットワークの知識
はある程度しっていないと読むのに苦労すると思います。
でも、他の本よりも初心でも読みやすいのは確かかもしれません。
どちらにしても楽をせず、セキュリティ担当になったのであればこの本
をトリガーとしてしっかり勉強しないと何もできません。
というのは、この本で説明しているのは概要であり、その概要を実践
しようとすれば当然、機器や設定の知識が必要になります。
勿論、外部委託も十分あり得ますが、外部としっかり話が出来ない
とろくでもないものが出来上がるので、どちらにしてもしっかり勉
強が必要です。
この本読めば大丈夫!というほどセキュリティはあまくありません。
中小のセキュリティ担当者って何かあった時に、恐らく何かあった時
全責任を押し付けられるパターンが多いと思うので、自分の身を守る
ためにもセキュリティについて、常に勉強する必要があります。
色々と書きましたが、セキュリテイの知識を得る一冊としては良いと
思います。
■気になった点
・情報セキュリティとは、情報の機密性、可用性、完全性を維持する事。
- 感想投稿日 : 2016年3月23日
- 読了日 : 2016年3月23日
- 本棚登録日 : 2016年3月23日
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