マンガでよくわかる怒らない技術

著者 :
制作 : 星井博文 
  • フォレスト出版 (2016年3月6日発売)
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本棚登録 : 394
感想 : 46
5

■書名

書名:マンガでよくわかる怒らない技術
著者:嶋津良智、アサミネ鈴

■概要

累計92万部の『怒らない技術』シリーズがついにマンガに!

人間誰しもが振り回される
【怒り】【イライラ】をいかに解消するかをテーマに、
累計92万部を突破した
メガヒットシリーズ「怒らない技術」。

オーモリ食品入社4年目の坂上千夏は、
スイーツに並々ならぬ情熱を傾ける元気印。

所属する営業部でも持ち前のガッツが評価され、
新作スイーツ発表会イベントのリーダーに抜擢される。

思わぬチャンスにやる気がみなぎる千夏だが、
配属されたチームメンバーはまったくその気がない様子。

テキトーを絵に書いたようなチャラ男に、
亀より慎重でいつまで経っても仕事が進まない内向的な女子社員。

入社13年目のベテランなのに、
千夏の下に配属されて不満タラタラの頑固な年上部下。

思うように動いてくれないメンバーを前に、
プロジェクトを成功させようと躍起になって取り組むが、
進捗の遅れを上司に叱責され、
千夏はすっかり落ち込んでしまう……。

理解を示してくれないチームメンバーや上司に
イライラが募る千夏の前に、人事部の多喜が現れる。

千夏は多喜に、

「相手を変えようとするのではなく、
まず自分が怒ることをやめた方がいい」

と諭されるが、追い詰められた千夏は

私が悪いのではない! 彼らが私を怒らせている! 」

と、多喜に心の叫びをぶつけてしまい……。

【イライラ】【怒り】という
誰もが持つ感情をテーマに扱っている本書。

千夏や他の登場人物たちの葛藤に、
あなたもドキッとするシーンがあるでしょう。

なぜ怒ってしまうのか?
なぜうまくいかないのか?
登場人物に深く切り込む、
読み応えたっぷりの1冊です。
(amazon.co.jpより引用)

■感想

怒らない技術の漫画版です。
書いてあることは至極納得する事です。
実際にまだまだできていない事もあるし、ここにいる登場人物みたい
にすぐに自分のものに出来ていない部分もあるけど、読みやすくていい本
だと思います。
漫画の部分だけ読んでも、主体メッセージは伝わってくるし、
納得感もあります。

実際自分の怒る時を考えても、その通りだと思うし、怒る事自体無駄だな~
と思います。

自分の怒りっぽい性格を少しでも治せるように頑張ります。

■気になった点

・目の前の出来事には何の意味もない。
 怒るのを決めているのは、自分自身。

・怒りの記録は怒りを予防できる。

・怒りは第2感情で、必ず第1感情がある。
 心配、寂しい、悲しい、不安、痛み、苦しみなど。
 怒るのではなく、それを素直に伝えればいい。

・自分の価値観が正しいとは限らない。
 自分の価値観で怒るのではなく、自分の価値観を疑ってみる事も
 大切。

・いつまでも目の前の状況が変わらないからストレスが溜まる。
 目の前の状況を変えるのは、相手に思いを伝える事。

・怒っても結果は変わらない。

・人生なんて思った通りにいかないもの。
 思った通りにいかないことを楽しまないと。

・頑張って努力すれば成功するかは分からないが、成長はする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本:ビジネス
感想投稿日 : 2016年11月27日
読了日 : 2016年11月27日
本棚登録日 : 2016年11月27日

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