ゾンビ・アルカトラズ [DVD]

監督 : ニック・リオン 
出演 : マリエル・ヘミングウェイ  ダニー・トレホ  イーサン・サプリー  レヴァー・バートン  ヘザー・ヘメンズ  キース・アレン 
  • アルバトロス
2.25
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本棚登録 : 16
感想 : 6
1

■タイトル

タイトル:ゾンビ・アルカトラズ

■概要

20XX年。ゾンビに支配されたサンフランシスコで生き残った人々は、
アルカトラズ島に逃れ絶望的な日々を送っていた。生物学者のリン
とハルパーンは、ゾンビウイルスのワクチン開発のため必死の研究
に挑むが、ゾンビの群れは海を渡り容赦なく押し寄せてくる。そして
ついに、アルカトラズ島が戦場となる時が来た…。脱出不可能な監獄
島にて巻き起こった、最凶ゾンビたちとの闘いを描くパニック・ムービー!
(From amazon)

■感想

まず、邦題がおかしい。
現代は「RISE OF THE ZONBIES」なのに・・・・
なんで、こういう邦題つけたがるのかな?
そのままの題名でいいよ。だって、B級作品で、アルカトラズすぐに
出るんだから・・・・

で、内容。
ゾンビは、かなり運動能力が高いです。
28日後より少し劣る感じですが、泳げる、橋を上れるという能力が
あります。

唐突に始まり、誰が誰だが分からないまま、ゾンビ軍団と対決し、
かなりの人間が死にます。
その後、アルカトラズを離れて、2グループに分かれます。
一つのグループの目的はワクチンを入手する事、もう一つのグルー
プの目的は不明。(生存すること??)

ここで、ワクチンの話をしましたが、今回の映画では、ゾンビ化の
の原因が序盤で明確になります。

・ゾンビ化の原因は媒介性ウィルス。
  ※水質汚染局??らしきものから発生したらしい。
・感染速度はわずか30秒。(かまれる、ひっかかれるとアウト。血を
 浴びるのはセーフらしい)
・感染すると黒い物質が筋組織を覆い、これが宿主の死後も中枢神
 経系を無視して筋肉を操る
・黒い部室は電気に弱い
・ワクチンがある(らしい)

この時点で、誰が誰だが不明。名前と顔が誰も一致しない。。。

で、生存目的グループの中の主役級の人がいきなり死にます。
というか、このグループ一人以外全員死にます。
(いや~気持ちいいくらい死にます。)

ワクチングループは、少年を爆弾で殺しながら、なぜか号泣という
わけのわからない場面になります。

で、恐らくこの後が一番の見せ場。
なぜか、その場所の車の中に妊婦さんがいて、その妊婦さんとなんや
かんや話をします。
で、妊婦さんが車から降りると、想定通りゾンビにかまれます。
ここで妊婦さんから「子供をお願い」と言われ、子供を無理やりお腹
から引きずり出します。
で、この妊婦の子供が、ウイルスに冒されていき、抱いていた女性が
子供を落とし、踏みまくります!!!!
恐らく、最大の見せ場にしたかったと思われる部分です。
なかなか、あれはないです。

で、そこからは惰性でなんやかんやで、ワクチンを探しだし、
飛行機で脱出という感じです。


色々な伏線を振りまいているのですが、それが上手くいかされて
いない感じがあります。
あと、なぜかゾンビの死に際をスローで見せる手法が多数盛り込まれ
ているのですが、ゾンビの出来もWalking Deadに比べれば・・・・と
いう感じなので、なぜ、あそこをスローにしているのか謎です。

テンポは割とよく、続々人が死んでいくのですが、地理的に今誰が
何処にいるのかよく分からないのは、微妙でした。

何より致命的なのは、登場人物の魅力の無さ。
主人公の最後の方(ワクチンの作成者を説得している部分)なんて
彼女がゾンビみたいな顔でしたからね。
表情怖すぎ。
演技がそこまで上手いわけでもないのだから、もう少しいたでしょ、
女優さん。

挙句の果てに、主人公の名前が最後まで分からん。
何度か出たのでしょうが、全く頭に残らなかった。
これ、映画観てて初めての経験ですね。

最後の最後にアルカトラズでの博士のエピソード、何のためにあった
のかな???
全くいらなくね????

なんか色々もったいない、ゾンビ映画です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: DVD:洋画
感想投稿日 : 2015年4月12日
読了日 : 2015年4月12日
本棚登録日 : 2015年4月12日

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