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からくり社さんの本棚 > 最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。


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あのときの記憶を取り出せるように。

最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)

著者: 阿川 佐和子 沢村 凜 三浦 しをん 柴田 よしき 乃南 アサ 谷村 志穂 角田 光代 松尾 由美

レビュー by からくり社さん

小説   読み終わった  読了日 : 2009年11月24日  3

最後の恋かぁ…と思って、手に取ってみた。
特に好きな作家がいなかったので迷ったけれど、
10万部突破という帯に惹かれて。
ミーハー。
でも、やっぱりみんなこのテーマには
そそられるということだね。
寒くなったから、久しぶりに恋愛小説を読みたくなったのもある。
角田光代以外、読んだことのない作家ばかりだったから、
私的にはけっこうチャレンジでした。
調べたら柴田よしきって女性作家だったんだね。
つまり、女性作家8人の豪華競演になるのかな?

副題は「つまり、自分史上最高の恋」。
裏表紙には「もはや、少年少女が出会うような、
初々しい恋じゃない。変わらない恋心なんてない、
そんなのとっくに知っている。だけど……。
大人になっても『こんなの初めて』ってあったんだ。」

変わらない恋心ってあるでしょうと、
私はフツーに思ってるけど。
「初めて電話するときにはいつも震える」のです。
(byプリプリ)

最初の三浦しをんと谷村志穂がイマイチだったから、
やっぱりしくじったかな〜と思ったら、
その後は全部おもしろかったです。
阿川佐和子さんは童話のような世界観でクスリとさせてくれた。
なんか、アニメ化したくなるような。
こういうの好き。。。
松尾由美さんは全然知らない人だったけど、
最後がとても切なくて凄くよかった〜。
乃南アサさんはちょっとドロドロしてる感じと
女性の描写が上手で大人っぽくてすてきでした。
そして、角田光代さん。
うーん、やっぱり上手だなぁとしみじみ思いました。
短い話の中に、結婚の何たるかをサッと入れ込んで。
ただ、最後に説明しちゃうのは私はあんまり好きではないけど、
もやもやしないから、それもいいのかな。

お気に入りの作家を探せて、
ちょっぴり読書の幅が広がるのが、
アンソロジーのいいところです。


最後の恋だったらよかったのにね。 登録日 : 2009年11月24日 15:42:04


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