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封印の娘 (大江戸妖怪かわら版 3)についてのkarans43さんのレビュー


晴読雨読»

漫画から小説。ホモから社会派。なんでもござれ。になるかもしれないカオスな本棚…されどいまだ未定。

レビュー by karans43さん

香月日輪   読み終わった  読了日 : 2011年08月17日  3  登録日: 2011年08月17日

「自分の生きる世界はここしかないのだと、それがどんな世界であろうともここしかないのだと。ならば、自分はここで生きようと。そう覚悟を決めたのだろうサ。その子は、己を悟り、己を受け入れ……そして、大人になったのだよ」


今回はアマゾンにもこの話の内容が載っていないので、自分なりにまとめてみようと思います。
いつもの通り、感想交じりで。

いつもの面々に加えて、純潔の白鬼である雪消さんが出てきます。
隔世遺伝だか、突然変異だかで先祖返りしちゃったらしいです。
鬼は、他の血に混じりやすいらしくて、がんがん血が薄れるようですが、たまーに雪消さんみたいに純粋なる鬼が生まれるようですね。
女の子限定で。

で、この雪消さん、封印を施された座敷牢に住んでいます。
なんでも白鬼ってのは人喰いのようで、彼女も子供の時に仲の良かった、好きだった子を喰らったんだそうで。
そういう「性」を持った存在としては、喰った理由はたったひとつ、「喰いたかったから」
けれど、それがこの世の中では許されないことであることも分かっていて、且つ父親が自分を生かすために封印を施した座敷牢を作ってくれたことも知っているから、その狭い世界で生きていくことを決めた、と。
それが嬉しいのだ、と。
静かに言う雪消さんは潔かったです。

雀のことを「生まれ直し」をしているのかも、とポーが言うんですが、本当に幸運ですよね、この子。
普通人はそんな機会は決して与えられない。
それは絶対。
そも、生まれは選べなくても育ちは選ぶことが出来るんですもの。
望んでそういう風に育った癖に…って言いたくなるのは私自身がとても大切に育てられてきたからでしょうか。

これから先の雀の成長に期待、かな?
それにしてもさっぱり盛り上らないお話だな、このシリーズ。


…内容紹介になりませんでした…。 レビュー登録日 : 2011年08月17日


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