今時の私たちに死は遠い存在で見ないし、考えない。でもラストのイメージを共有する事はきっと安らかな老いへとつながっていく。人生後半を意識したら是非読みたい一冊。
8割の人が老衰や認知症の終末期での延命治療を希望していないにも関わらず、現実は8割の患者さんに何らかの延命治療がされているとのこと。
自然死を待つ人でも緊急時には家族は思わず救急車を呼んでしまうだろう。それが正しいか否かではなく、そうすることが皮肉にも自然死させない状況をつくってしまう。それを心得ておかなければならないのを今さらのように気付き、在宅医療の大切さを感じたのであった。
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- 感想投稿日 : 2013年1月5日
- 読了日 : 2013年1月5日
- 本棚登録日 : 2013年1月5日
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