人の幸せはそれぞれで、しかしそれは簡単にはかれないものだから、例えば人と比べて優越感に浸って幸せと錯覚する。
生きていく上で誰もが持っていそうな脆い部分が、個人的に共感を呼んだ。そして、こんなことで悩んでいる自分が情けないと思わず、もっと悩んでいいんだと思った。
順子を中心に、同級生や周りの人物の幸せとはを書いていく作品。
全体的に暗く湿っていましたが、順子と輝のまっすぐさとクライマックスに★+1でした。
いくつかハッとした部分を。
・この時期の忙しさを楽しむ。
・今はその場所でうだうだ楽しむ。
・自分の役回りを知っている。
・みんな自分で選んで自分で決めてる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2016
- 感想投稿日 : 2016年11月18日
- 読了日 : 2016年11月18日
- 本棚登録日 : 2016年11月18日
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