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読書本紹介(メル)


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コミックと芥川賞作品。あとラノベ。レビューは過度にネタバレなので注意してください。 評価の基準は ★1 面白くもないし上手くもない ★2 面白いけど上手くはない ★3 うまいけど面白くはない ★4 うまいし面白いし好きではあるけど人に薦めたいとは思わない ★5 うまいし面白いし好きだし人に薦めたいと思う (注:あくまで個人的な意見) 多分最近は★4が相場。面白いか上手いかを除いて好きなだけの作品、評価がつけにくい作品には評価をつけません。

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終末のフール (集英社文庫)

伊坂 幸太郎

/ 集英社 / 2009年06月26日 発売



小惑星が地球に衝突すると発表されてから五年。あと三年で地球が滅ぶ、と言われている中で、どう生きるか。
危機意識、とはよくいうけれども、一度混乱が終わると、いつもと変わらず生活する。いつもと同じが、落ち着く。死を持ってくることで生を意識できる。そんなテーマ。
この時期だとやはり震災のことを思わずにはいられない。
個人的には、冬眠のガールの小松崎と、天体のヨールの二ノ宮が印象に残った。


2012年04月07日 | コメント(0) | その他 | 読み終わった (2012年04月07日) |



ネタバレ  バトミントンのシーンでムキになっている一社がかわいい!
例え鶴里さんのためでも人を殺すことに使命を感じちゃいかんだろうミッツ。
鬼頭さん、漫画がうまいというより話が上手い人なのかと思ったけど、やっぱり漫画が上手い人なんだと改めて思い直した。人物の背中に漂う哀愁がいい。


2012年03月09日 | コメント(0) | コミック | 読み終わった (2012年03月09日) |

夜行観覧車

湊 かなえ

/ 双葉社 / 2010年06月02日 発売



ネタバレ  もし自分の家族が殺人事件に巻き込まれたら、どうするか。考えたくもないがそんな妄想を迫るリアルな一冊。家族にしかわからない・知られたくない事実を、殺人事件という枠から社会が否応なしに切り込んでくる。その苦痛・悲鳴が、登場人物たちの会話から、まるで実際に聞こえてくるかのようだった。

高級住宅街で起きた殺人事件。その中核は、母子の思いやり、我が子を妄信してよりレベルの高い学校を受けさせたがる親とその重荷に耐えられなくなる子供の亀裂、複雑な家庭事情。
そして最後にまとめあげられる雑誌社のセンセーショナルな記事は、まさに死人に口なし、といったところか。世間に公表される事実はほんの一部だということを思い知らされる。

読む人に一種の不快感を孕ませながらも、それを皮肉に変えてしまう構成が好き。


2012年03月09日 | コメント(0) | その他 | 読み終わった (2012年03月04日) |

痴人の愛 (新潮文庫)

谷崎 潤一郎

/ 新潮社 / 1947年11月12日 発売



ネタバレ  ※ツイッターより転載

「痴人の愛」読み終わった。「これを読んで馬鹿馬鹿しいと思う人は笑ってください」馬鹿馬鹿しい通り越して虫酸が走るわ、この屑どもが。欲のままに生きることが美徳だとでも思ってるんですかね。奈緒美も馬鹿だし譲二も気持ち悪いし全体的にお前らもう動物だろ。

ビッチと色ボケの組み合わせヤバい。何がヤバいって譲二はナオミの体にしか惚れてないしナオミはナオミでそういう譲二のことを自分のための金づるとしか思ってない。性欲と金欲の境地を行きつめお互いからお互いの快楽を貪り尽くし、それを愛という高尚な言葉で語っちゃう二人。

気持ち悪い。包み隠そうともせずにおめおめちゃらちゃらと。自分以外の何人もの男と肉体関係を持っていると知りながら、いい金づるとしか思われていないと知りながら、その体の美しさだけにこだわって女を手放せない女々しい男。下らん。何と言う笑えない馬鹿。搾取されて干からびればいい。

まだ世の中を知らないいたいけな子供にある程度の知識を与えた上で谷崎ばっかり読ませたら人間不信に陥って発狂した挙げ句に異性を信じられない駄目文学を絵に描いたような消極的で引きこもりの人間が出来るに違いない。

世の中恋愛だらけでマジ気持ち悪い。恋愛という名を被せれば高尚に聞こえるとか文学になるとかそういった発想は要するに欲望に端を発していて、悍ましいほどに世は性欲で満ちている。下らない欲望をギラギラさせながらじゃないと生きていけない辺り、フロイトの話は間違ってなかった。


2011年11月18日 | コメント(0) | 授業用 | 読み終わった (2011年11月15日)

卍 (新潮文庫)

谷崎 潤一郎

/ 新潮社 / 1951年12月12日 発売



ネタバレ  ※ツイッターより転載

卍読み終わったうあああああああ何だこの話深夜に読み終えるもんじゃねえええええ!!

くっそ今回も谷崎にしてやられたっ!途中まで「何だ今回は結構面白いじゃん」って思ってたのに何だよ何なんだよあいつ!あの変態天才ドSドM野郎が!毎度毎度読後感が痛々しいんだよ。何なのあいつ源氏物語の作者でも目指してるの?いやまあでも蓼喰う虫よりはまだ良かったけどさ今回・・・・

わかってたんだろう作者よ、自分が屑で屑で仕方がないからこうやって作品に昇華させることでしか自己表現ができなかったのだということが。生前はよほど気持ち悪い人生だったと思ってたんだろうな。これ見ると本当旧時代の文学orzってなる。感想だけならこんなの有り難がるのどうなの、と。


2011年11月18日 | コメント(0) | 授業用 | 読み終わった (2011年10月17日)

蓼喰う虫 (新潮文庫)

谷崎 潤一郎

/ 新潮社 / 1951年11月02日 発売



ネタバレ  ※ツイッターより転載

「蓼喰う虫」読み終わった。読んでるときに「うっは、こいつら嫌いw」と思い、中盤はだらっだらしてるな、と思い、最後はこれだけ壮大な設定作り込んでおきながら結局何も解決しねえのかよ!と苛立った。もう谷崎中期の作品の男どもは皆二次元にでも恋してろよ。

酷い言いようであるが、自分ではあながち外れたこと言ってないと思ってる。春琴抄はまだほほえましかったが蓼喰う虫は正直しつこいしうざい。ニヤニヤできる要素が一つもない。要は結婚しないで一人で風俗巡るか本でも読んでありもしない女性像に性的倒錯でもしてればよかったのに。

というわけでヴァイニンガー「性と性格」読みたい。どんなにねじまがろうと私はこの切り口から蓼喰う虫を解釈したい。最早これじゃあ文学じゃなくて社会学かもね。でもやりたいものはやりたい。突っ走りたい、すごく。


2011年11月18日 | コメント(0) | 授業用 | 読み終わった (2011年06月27日)

吉野葛,蘆刈 改版 (岩波文庫 緑 55-3)

谷崎 潤一郎

/ 岩波書店 / 1986年06月 発売



ネタバレ  ※ツイッターより転載

芦刈読み終わった。ちょ、ラストシーン、谷崎おまwとしか言いようがない、こんなのありかよ、思わず持ってた鉛筆で余白に「ええええええ」って書いちゃったじゃないかよ、うわ、何だこれ。何だこれ。何だこれ。(大事なことなので3回言いました)

芦刈の感想変遷 序盤「日本語が美しいのはわかったから早く話始めろ」 中盤「谷崎始まったなktkr」 中盤途中「序盤のフリは一体何だったのか。この構成、この文体、この雰囲気こそ彼」 最後「えええええええwww」

吉野葛読み終わった。前回と同じく最後で落とされたんだけど寧ろ今回は読めたのが最後だけで他は全然読めなくてぼんやりして字面だけ追ってるような感じでこれ読物としてはどうなのと思った。好みだけいうなら今のところは春琴抄が一番好きかな。さて寝ないと。


2011年11月18日 | コメント(0) | 授業用 | 読み終わった (2011年06月06日)

春琴抄 (新潮文庫)

谷崎 潤一郎

/ 新潮社 / 1951年02月02日 発売



ネタバレ  ※ツイッターより転載
春琴抄読み終わった。オチを知って読んでいた割になかなか身の毛のよだつ書き方だった。目の描写はここ最近読んだものの中では一番印象に残りそう。こういう感覚は青来有一のジェロニモの十字架以来だねえ。


2011年11月18日 | コメント(0) | 授業用 | 読み終わった (2011年04月24日)

変身 (新潮文庫)

フランツ カフカ Franz Kafka 高橋 義孝

/ 新潮社 / 1952年07月30日 発売



ネタバレ  あまりにも有名な「ある朝グレーゴル・ザムザが目を覚ますと…」という一文から始まるのが何となく気になって購入。でもまあ、正直なところ期待していた通りの面白さかと言われるとそうでもない。この作品が有名になった背景はおそらくこの作品が発表された当時の人々の心境で読まないと理解できないのだろう、というのが率直な感想で、それにはやはり文章自体が外国語からの翻訳なので分かりにくい、という要素も含まれているように思われる。以下はそれを踏まえての疑問・意見等。
そもそも描写は細かいにもかかわらず人物たちが何をやっているのかがあまり伝わってこなかった。「察しろ」と言われたから何となく察した、という程度にしか読めず、構成の捉えどころがない。具体的に言うとザムザ一家はグレーゴルが虫になったことが理解できていたのか(後半数頁を読むと理解できてたっぽい、けどそれは実際直接的には書かれてない)、妹は虫をグレーゴルとして扱っていたのになぜ唐突に世話をするのが嫌になったのか、などなど。まあその辺りの細かい突っ込みはシュールレアリズム作品にはしてはいけないのだろうけれどもいかんせん論理的に事を運ぼうとしているのにあまりそう読みとれないのが気になる。あくまでも個人的な意見だから、読解力がないと言われればそれまでかもしれないけど。
読後も印象に残る個所がいまいち最後の死に際と林檎がめり込むシーンくらいで、振り返ると「あれ、この話結局どうなったんだっけ」と思ってしまうところがちらほら。純文学ってそんなもんなんだろうか。あれ、これ純文学で合ってるよね。


2011年09月24日 | コメント(0) | その他 | 読み終わった (2011年09月23日) |

希望の国のエクソダス (文春文庫)

村上 龍

/ 文藝春秋 / 2002年05月 発売



ネタバレ  私も小説を書くので、時代・その当時しか書けない、現代的なものとはなんだろうかとずっと考えていた。その答えがこの本にあった。この作品はオリジナリティの意味では、村上龍という作家にしか書けないであろうし、時代性の意味では出版されてから10年近く経った今から見ても楽しめるほどの工夫が凝らされている。だから読んでいる間は終始、彼しか思い描けない世界図を見せられているかのような感覚だった。彼の経済に対する知識の豊富さ、綿密な取材とそれに基づく物語の構成。知識と構成力と経験の引き出しの多さにただただ圧倒されるばかりだった。
物語の面では社会的リアリティはもちろんだが、それに加えて主人公が中学生たちを不必要に賛美しているわけでもないという点が気に行った。この主人公はあくまでも主人公としての人格を宿しており、それはちょうど、読者の視点たりうる。何かに対して必要以上の賛美をすることを嫌悪する感情をありのままに表現し、無駄を排除する中学生たちについてはどこか不安らしきものも抱えているように受け取れる主人公の心情は、いかにも現代人的であり私としては安心して見ていられる存在の一人だった。中でも好きなエピソードは彼がASNAROメンバーに北海道移住の話を持ちかけられるところだ。「関口さん、ぼくらはちょっとですが、疲れたんです」というポンちゃんの台詞にはどこか大人びた哀愁を感じる。それに連なる主人公のドボルザーク『家路』の連想は、この壮大な物語の中に落ちる思い出の空白みたいなものをふと思い起こさせるのである。
この物語は端的に面白い。もちろん、それは物語の中心が中学生だから、などという安易なものではない。最初のきっかけがそれであったとしても、読み進めるうちにどんどんこの物語の根幹が、年齢や性別や言語にこだわらないボーダレスな仕事の展開にあるということが分かるようになる。そしてその中に潜む人間の空白にあると分かるようになる。既存社会に喜ばれるように情報を一定の基準で発信しようとするマスメディアの愚かしさ、既得権にしがみつくことでしか生きられない日本人の愚かしさ。そういったものを、この作品はひたすらクールで客観的、理知的に、それでいながらどこか深層心理では情熱的に語ってくれるのである。
長編だからなのかもしれないが、なんにせよ共感するものがかつてないほど多くあった作品だった。文章も下手な技巧に走ることなく非常に読みやすい。これだけの話を「中学生の起業なんてありっこない、リアリティに欠ける」「経済の話が複雑すぎて分からない」と一蹴してしまうのはあまりにももったいない。この話の本質はそこではない。そういうことを全部抜きにしても、今の日本社会に生きていればこの話が訴えかけているものは何なのか、ということは分かるはずなのだ。
ここまで人に勧めてみたいと思った作品は自分の中では『告白』以来であっておそらく暫くの間バイブルとなると思う。そのうち取材ノートも買ってみよう。同時に村上龍という作家に大いに興味が沸いた。せっかくこれだけ傾倒しているので氏の作品をもっと読んでみようと思う。


2011年08月28日 | コメント(0) | その他 | 読み終わった (2011年08月28日) |

青い鳥 (新潮文庫)

重松 清

/ 新潮社 / 2010年06月29日 発売



ネタバレ  去年の教職の授業で映画版を紹介されて、誕生日に友人からのプレゼントとして貰ったんだけどそのまま放置してた本。やっと読めた。
ヒーロー像としての教師は散々描かれてきたけれども、こういう冴えるか冴えないかで言えばどっちかというと冴えない部類に属する教師が生徒に寄り添う、みたいな作品は引きこもりや不良、いじめが増えた現代ならではの発想だと思う。事実としてこの話が成り立つかどうかよりも、読んで気持ちよくなればそれでOK。まずはそこから。
文章の書き方自体にもよるのかもしれないけど、この人は教師よりも生徒の描き方がとても上手かった。いじめの被害者、加害者、成り行きで加害者になってしまった子、周りに溶け込めず突っぱてる子、親のいない子等、それぞれの子供がいろいろ考えながら生活してるんだってことが読めばわかるように出来てる。
文章自体は隠喩がうまいなあ、と思う構成。特に動物を使った比喩がいい感じ。
それにしても、作者の後書きには驚かされた。事実であると言うだけに一番インパクトがあった。


2011年03月31日 | コメント(0) | その他 | 読み終わった (2011年03月09日) |

気になるあの娘はエロゲンガ―! (HJ文庫)

谷崎央佳 光星

/ ホビージャパン / 2010年09月01日 発売



ネタバレ  弟がHJで知って、読めと回された本。タイトル通り、エロゲ原画氏がヒロインで主人公はそのエロゲ制作に半ば強引に付き合わされる、とまあ何ともラノベの王道を行く展開。文体は、作者がシナリオライターのためなのか最小限に短縮しつつテンポがよい。各ヒロインとのデートシーンを書いていく、というのもマルチな視点に慣れたシナリオライターだからこそ出来る技、という気がする。
しかし作者の趣味なのかは知らないけれどもやたらと細かい固有名詞の改変ネタとか、エロゲ・ラノベ・同人誌の制作話が盛り込まれるなど、その手の人には大変喜ばれそうな一作。実際私も鍵っ子のくだりとかワナビのくだりとかはにやにやして読んだ。というか全体的ににやにやして読んだ。基本オタスペック必須で、そうじゃない人が読んでもおそらくあまり楽しめない、と思われる。下手をしたらもっと突っ込んだ知識すら要求されるかも。どっちにしろ、上記の制作裏を知る人が読んだ方がよさそう。まあ弟は上記の制作裏話を知らないで読んでも大分喜んでいたが。(エロゲのタイトルとネットスラングは奴が知るはずないんだけどなあ…)
あと最後のコミケの話はややというか相当の脚色がある。実際は宣伝に声をあげることなどなく、売り場で座ってるだけなのでもっと地味。まあ楽しげに見せることが大事なのだろうけれども、行ったことのない人がみたら誤解しそうだよなあと。でも筆者が後書きで言ってた創作の楽しさは本当、これは創作をやったことある人にしか分からないだろうけれども。そこのところをもう少し掘り下げてもらってもよかった。
私は楽しめたけれどもお勧めできるかどうかは分からないので評価は4で。


2011年02月18日 | コメント(0) | ラノベ | 読み終わった (2011年02月16日) |

なにかもちがってますか(1) (アフタヌーンKC)

鬼頭 莫宏

マンガ / 講談社 / 2011年01月07日 発売



ネタバレ  これはいい!一社のとても中二的な発想とか、光の人を憎めない性格が相まって葛藤っぽい葛藤が繰り広げられている。しかし私の中の一社のイメージが完全に夜神月(笑)自分で能力を使えないってあたりは違うけど、極端な正義思考とかとてもそっくりだと思う。だがそこがいい。
20年計画も一部盛り込まれてるあたりが何とも鬼頭氏らしい一作。一巻読み終わってこのわくわく感なのだからこれからも期待できるはず。
あと各話タイトルがいちいち面白い。


2011年01月27日 | コメント(0) | コミック | 読み終わった (2011年01月27日) |

三毛猫ホームズの失楽園 (角川文庫)

赤川 次郎

/ 角川書店 / 2007年05月 発売



ネタバレ  本を持ってくるのを忘れて暇つぶしに何か読もうと部室の本棚をあさってお借りしたもの。パラパラとめくって文章が少なそうなのを選んだのだが案外これが文章少なすぎて読みにくかった。何より「~~~」と言った。って書き方があまりに多くてあまり読んだ気がしないというか…何作も出してるとそのうち文章もこうなってしまうのかなあと思ういい例。

内容の方も、何だかよくわからないうちに終わってしまった感が否めない仕上がり。しかも中盤まで読んだらチェシャ猫の正体と黒幕の正体がわかってしまって、もうあとはその他の肉付けを楽しみに読んでいたような気がした。それにしても野上益一郎のせいでものすごく登場人物関係が複雑。人物多いだけでも混乱する私にはあまり向かない作品だった。


2010年12月15日 | コメント(0) | その他 | 読み終わった (2010年12月14日) |

BAMBOO BLADE 14 (ヤングガンガンコミックス)

土塚 理弘 五十嵐 あぐり

マンガ / スクウェア・エニックス / 2010年11月25日 発売



ネタバレ  友人から借りたアニメ雑誌の一コーナーでタマちゃんに一目惚れし、アニメを見てからさらにタマちゃんかわいさがさらに高じて原作を買い、それからもうバンブレと付くものであればゲームであろうとフィギュアであろうとグッズであろうと何だって買うようなハマりようだった。そして最終巻のこの巻を読み終わった今は、三年追い続けてきた作品も遂にこれで終わりか、と何だか感慨深い気分。
最初はただのギャグマンガの乗りで読んでいたのに、最後は高校生が成長する話、みたいな読後感だった。途中いろいろネタに走ったりキャラが突然増え始めた割には案外うまくまとまったんじゃないかなかろうか。(というか、途中の話は原作者の思いつきだった、というのが後書きに書かれていたので何か逆に許せた。そういう意図で作ってんならいいかー、みたいに)最後の方でポッと出てきた沢宮エリカがウラとの対決を盛大に持っていってしまったのは賛否両論ありそうなところだけど。特に私のようなタマちゃん大好きな人々にとっては、やっぱりエリカに負けるよりもウラと一悶着あったほうが燃える展開だったのではないかなあと思う。あれはあれでとっても胸に来るものがあってよかったけど。

室江高剣道部の皆も大好きだったし、長いこと買い続けていてもあまり嫌いになる要素がなかったいい作品だった。昨今はゆる系アニメがはやっているけど、これはゆるい中にもそれなりのストーリー性があったので見てて飽きなかったのかもしれないなあと。というか、何よりタマちゃんがかわいい。ファンシーショップでバイトしてたときの制服姿のタマちゃん、皆と一緒に剣道しているときの幸せそうなタマちゃん、ちょっと困ってるときのタマちゃん、凛としたタマちゃん。ああもう全て愛しい、本当、途中は本当タマちゃんがいれば何でもいい状態だったし(笑)ああ、タマちゃんの笑顔はプレシャス……!

ということで、これからは新しいタマちゃんに会なくなるのかと思うとちと寂しいのだけれども、まだ手をつけてないファンブックなり小説なりを見てニヤニヤすることにしよう。一応Bの方も買っていきます。じゃないとリアルにマンガ買わなくなりそうなんで。


2010年12月12日 | コメント(0) | コミック | 読み終わった (2010年12月12日) |


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