島尾敏雄の妻『死の棘』のモデル、ミホさんが亡くなったという報道があって、手に取った一冊。祖父母や両親がそれぞれ作家や写真家という独特の環境で育ったようだ。
あたたかく包まれる雰囲気を感じるのは、彼女が大好きだったマヤさんのことに触れた文。
その他のエピソードから、肉親の無条件の愛というよりも、独立した人格を持つ1人ずつの関係から出る言葉のやりとりだと感じた。
作成日時 2007年05月28日 17:55
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- 感想投稿日 : 2008年5月13日
- 読了日 : 2008年5月13日
- 本棚登録日 : 2008年5月13日
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