妻を故意の交通事故で殺され復讐を誓っている"鈴木"と狙った相手を自殺させてしまう"鯨"と抜群のナイフ使いで家族皆殺しが得意の殺し屋"蝉"、交通量の多い道路でターゲットの背中... 続きを読む »
せこい詐欺師の高杉と園部はペットの誘拐を企てる。ターゲットの飼い主の家に出入りをする美人詐欺師、菜摘子も仲間に入れて計画を練る。犬を散歩させているのは小学生の巧。その巧が高杉の家に現れ、自分の狂言誘拐のプランを話すが、本当に巧が誘拐されてしまう。 巧妙に仕組まれた誘拐事件と、その裏にある真相を解き明かすべく、心優しい詐欺師たちが奔走する、ユーモアと人情たっぷりのミステリー。
児童書を扱う書店を経営する月菜の夫は不潔潔癖症を患っている。彼は『空をしらないモジャ』の作家だった。 モジャはコトリの雛を助けるがモジャには羽がなく、一緒に空を飛べないので一人で去っていく。
アラン・レネ監督の映画『去年マリエンバートで』のシネロマンの引用と同時に話が進む。信州の山中の本格的ホテルは、毎年秋の一時期、沢渡三姉妹に招待された客で貸切になる。 六人の視点で話は進む。 誰も... 続きを読む »
40年を超える歳月をかけて建造された青函トンネルが物語の主役。建設工事の関係者のための町ができていた昭和52年、中学生にはトンネルは憧れだった。 27年後、パリで活躍する新進デザイナーの三上は函館に戻ってきた。幼馴染の江原、由貴を巻き込む過去の殺人事件、新たな殺人事件。
発砲して犯人を殺してしまった過去を持つ元警官、警察を退職して落ちぶれて飲んだくれた警備員をしている、というのはハードボイルドの主人公のお約束。違っているのは3人の奇妙な居候と同居している。 第25回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞ダブル受賞作
「追跡の魔」「痩身の魔」 私立探偵・飛鳥井がサイコセラピスト・鷺沼晶子の依頼で、ストーカー、拒食症、家族破壊など日本の社会を揺るがす社会病理をヴィヴィッドに描く。
これぞ本格ミステリーの王道だ! 猪苗代のスキーリゾートで生産な連続殺人が。十年の時を隔て『処刑魔』が甦ったのか?鉄壁のアリバイと密室殺人に挑む水乃サトル。
卑しく、小狡く、みすぼらしい嫌われもののドブネズミ。自らを溝鼠に例える鷹場の望みは、誰よりも金を持ち、誰よりも生き延びる事
高校教師、辻の妻が失踪した。彼の家庭は崩壊寸前だったので辻はあえて失踪の届けを出さなかった。一方、刑事蛯原の妻はラブホテルで死体で発見される。 二つの話が交差して二人が協力して、そして大団円。 結局、みんな弥勒様の掌の上で転がされていたのさ、という結末
山国の総合病院の医師、工藤は10年前に心身が不調となり呼吸器病棟の責任者から内科外来に降格となった。パニック障害、あるいは神経症性うつ病。 友人の開業医の誘いで海の見える彼の病院に旅行する。
デビュー作のオリジナル版。 高校生の死体が学校の教室で発見された。部屋はガムテープで目張りされた密室。自殺か他殺か? 工藤順也は級友の死の謎にたどり着けるか?青春小説で味付けされた本格ミステリー。
中河は理想的な郊外型の住宅地、清澄リゾートホームを完成させた。その町に棲む人々に懐かしい思い、故郷を作ろうとの思いを抱いて。 入居した二家族が、謎の失踪を遂げる。彼らの夫には共通の女性の影が。。。
老人ホームで過去の記憶をなくしたアルツハイマーの妻の部屋にリューマチの年老いた夫が毎日訪れて、彼女との出会いと別れ、再会の物語を読み聞かせる。 二人の愛の軌跡をアリーが思い出すときはあまりないが、それは至福の時。 永遠に一人の女性を愛する男性の姿を詩的な筆致で綴った究極の純愛小説。
桑潟幸一は地方の女子短大で日本近代文学の助教授をしている。彼のところに夭折した作家の遺稿が持ち込まれ、「言霊」に紹介され、思いもよらずにベストセラーとなる。泣ける童話というのが可笑しい。 編集者が殺害、アトランティスのコイン、香川県の久貝島、桑幸の不思議な夢が始まる。 一方、フリーライターでシンガーの北川アキとその元夫の元夫婦刑事(めおとでか)の素人探偵も事件の捜査を始める。