この本を読もうと思ったのは先日「和宮様御留」という本を読んで、その中でちらっと篤姫様の名前が出てきたから。
和宮様は意地悪をされてたと書かれてるけど、本当はどんな人なんだろう?と興味をもちました。
篤姫様は薩摩藩島津家の分家に生を受けました。
優しい両親と養育係のもと、すくすくとまっすぐな気性に育った篤姫。
勝気で利発、だけど目下の者に優しく正義感の強い篤姫は周りから慕われます。
やがて篤姫は島津本家の養女となり、そこで新しく自分のお付きとなった老女、幾島と対面。
家来なのに自分に何かと指図する幾島に篤姫が反発を覚え、思わず幾島を「こぶ」と呼んでしまうところは笑えました。(幾島の顔には大きなこぶがあった)
その後、篤姫は時の将軍、家定のもとへ嫁ぎます。
こんな感じで上巻は篤姫の生い立ちと結婚してからの事が書かれてました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
宮尾登美子
- 感想投稿日 : 2013年7月23日
- 読了日 : 2009年2月
- 本棚登録日 : 2013年7月23日
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