「よし!これで自分にも小説が書けるぞ!」という即効性はないが、後からじわじわとこみ上げてくるものがある。
作者本人は現代の文学界を嘆いているが、私もまたその一人かもしれない。内容に激しく同感したので。
中学のとき小説が書きたいと思っていた。それは有名になりたいという、たったそれだけの動機でだったが…。
しかし最近になって、当時とは正反対の気持ちで小説が書きたいとまた思っている。売れなくてもいいから、自分の小説を\"作品\"として誰かに読んでもらいたい。こういう気持ちに真っ向から対峙させてくれたこの著書に感謝したい。
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- 感想投稿日 : 2008年5月7日
- 本棚登録日 : 2008年5月7日
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