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村上春樹にご用心についての小林活夫さんのレビュー


小林活夫の本棚»

みどり企画の小林活夫です。ブログでも、書評その他書いていますので読んでください。 http://www.midori-kikaku.com/blog/

村上春樹にご用心 321人が登録 ★3.59

著者: 内田樹 
本 / アルテスパブリッシング / 248ページ / 2007年09月29日発売

レビュー by 小林活夫さん

 未設定  読み終わった  読了日 : 2010年12月06日  3  登録日: 2010年12月05日

何よりもまず前書きが面白い。

はじめに―――
ノーベル文学賞受賞のヴァーチャル祝辞

そういう表題の下で、ユニークな前書き文が始まっている。2006年の10月、ノーベル文学賞者発表の前日に、あるマスコミから依頼されて記したというコメントである。村上春樹党の党員としての凛とした筆致がとても印象的である。

この書こそ世に云う「村上春樹心酔派」の筆頭とも目されている評論家による「村上春樹論」であり、何故に春樹さんは凄いのかということを手を変え品を変えて特異なる緩い筆致で読者を巻き込みながら啓蒙しようという魂胆を(たぶん)隠し持った1冊となっている。

やはりと云うべきなのだろうか、最も興味を引いたのが、村上春樹さんの担当編集者であった安原顕氏に関するくだりである。なんと、春樹さんの生原稿を質屋だかそれに類する店に持ち込んで換金したということを詳らかにしているのだ。公となるこのような著作の中でこの様な個人的とも思えるエピソードを開陳したという意味は大きいと見るべきだろう。内田さんは安原氏に対しては相当怒っていると見えるのである。 レビュー登録日 : 2010年12月05日


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