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自分の読んだ本の記録(2010.9.13 -)
レビュー by kawagomeさん
一般的に「生き方論」に関する記述は、本人の哲学や人生観に基づいた啓発的な記述となるのであるが、脳科学という科学に基づいた理屈があることが他の自己啓発書とは違って興味深い。
結局言っていることは、他書の成功論や自己啓発論と類似の内容ではあるが、脳のメカニズムによって正当化されることが説得性を醸しだしている。他の書物ならば、これは”あなたの考え方でしょ”で退けられることもあるであろうが、このように脳科学がお墨付きをつけ科学的な根拠があるのならば素直にその通りにやってみようという気にさせる。
本書でのメッセージは、脳は無限の可能性があり使えば使うほど進化し成長するということ。また人間は未知の変化への不安を根本的に抱えるが、むしろ未来がどうなるかわからないという「偶有性」を楽しむぐらいがよいと言っている。これは脳にとってもよいことらしい。
脳そのものは「快楽」を必要とするが、その快楽とは本当の学問を追及すること。その学問は無限であり楽しみが尽きることはない。他の快楽の追及では無限に楽しむことはできない。学問の追及は究極的にはいかに生きるかを希求することである。その過程においてドーパミンが脳内に溢れだし自分の脳が活性化しさらに能力がアップするという好循環がおこるというメカニズムを理解する必要がある。そうすると自分はどう人生を生きるかを模索する際に、哲学の主張を学ぶだけでなく科学性を取り入れてより効率的に脳の能力を活かした生き方ができるということがわかる。
レビュー登録日 : 2010年09月18日
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