最近メゲる事があるので手に取った臨床心理学・河合先生の著書。20年前に雑誌に連載した文章をまとめた本だが、今の世の中を見て書いたかのような内容。ヒトは変わってないということか。人の心などわかるはずが無い、ものごとは努力によって解決しない、二つの目で見ると奥行きがわかる、などタイトルで「そうだよな」と思わせつつ、本文ではカウンセリングの具体例を引用して落ち着いた分析を展開されているので、「助けになってくれる」。
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教養
- 感想投稿日 : 2012年6月4日
- 読了日 : 2012年6月4日
- 本棚登録日 : 2012年6月4日
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