音楽にはあまり関心がない僕でも知っている小澤征爾の自伝。と言っても、小澤がまだ欧米から帰ってきた段階で書いたものだから、半生記のようなものか。50年以上前に出版されていて、大分古い。
勧められて読んでみたけど、読んでいて気持ちのいい文章でした。解説にもあったように思うけど、とにかく全体的に瑞々しい。
ベルリン、パリ、ニューヨーク、日本・・各国各地域のオーケストラに関する考察の箇所も素人が読んでも面白い。日本は今でもクラシックとかジャズと言った分野の音楽は、特に欧米のような水準で一般的に浸透しているとは言い難いと思う。日本の伝統的な音楽って何だろう?日本にとって音楽とは?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2013年5月28日
- 読了日 : 2013年5月28日
- 本棚登録日 : 2013年5月28日
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