不格好経営: チームDeNAの挑戦

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2013年6月1日発売)
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肝っ玉母さんの印象が強い南場さんの著書。
色々施策を打ち、順調に拡大しているように見えるが、
やはり裏ではたくさんの苦労をされているんだと思った。

色んな起業家がいるとは思うけど、
やっぱり失敗したとしても起業する気力があるだけ、
本当にすごいなと思う。

自分でやってみるということが、
大変だけど非常に楽しいことなんだなと正直感じた。

【勉強になったこと】
・何でもいいから一つの職業で通用する人材になることが
 今後の自信にも繋がる。
 向いてないと思ってもすぐに辞めるのではなく、
 まずはその業界で極めてみることが大切。

・優秀な人材かつ色んな個性を持った仲間を増やしたい、
 これが起業当初の採用の基準。

・隙間を拾ってくれるメンバーは非常に強力。
 自分のことで手一杯でも拾える人材が重要。

・色んな仕事を協力しながらやっていくのが基本だが、
 重要事項の決定だけは社長が死守すべき仕事

・今決定しないとまずいということが肌感覚で感じ取れ、
 かつ即座に対応することが出来るのが優秀な起業家

・優秀な人材を採ることも重要だが、
 離れていかないようにすることも重要。
 優秀な人ほど次のステップを常に考えていて、
 そのスピードと組織にズレが生じたときに辞めてしまう。

・正しい選択肢を選ぶことは当然だが、
 選んだ選択肢を正しくするという姿勢も大事

・会社には色んな特徴を持った人材がいないとうまくいかない。
 偏りすぎはダメ。

・優秀な人の共通点は、
「素直だけど頑固」「頑固だけど素直」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス書(経営戦略)
感想投稿日 : 2016年7月2日
読了日 : 2016年7月2日
本棚登録日 : 2016年7月2日

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