坂本 武信
新書 産経新聞出版 2006-12-04
指定なし (2007-01-21)
副題には 63歳・東京外大3年 とある。 筆者は定年を前にした58歳の夏の日、突然心筋梗塞で倒れ救急車で運ばれる。 九死に一生を得、助かった彼は定年を前に退職する。 「濡れ落ち葉はダメ」 会...
山本 周五郎
文庫 新潮社 1964-10
指定なし (2007-01-20)
山本周五郎といえば、「樅の木は残った」「長い坂」そして「赤ひげ診療譚」だろう。いやまだまだあるけれど、これも文句なしにおもしろい。五つ☆では足りない。もっとあげたい。 ☆☆☆☆☆☆でも足りない(と勝手に私...
文庫 新潮社 1964-09
山本周五郎の中で、ちょっと異色の本。サスペンス好きの方に向いているかも。 初めて読んだのは20代のころで、この主人公が自分とそんなに年が離れていなかったせいか、おどろおどろしいものを感じたものの、どっ...
島田 洋七
文庫 徳間書店 2004-01
がばいとはすごいとい方言らしい。昭和33年、昭広少年は広島から佐賀のすごいおばあちゃんのところにあずけられる。私は彼とは2つ下だけれどまさにこの時代は昭和30年代、三丁目の夕日とも重なる時代だ。 このば...
文庫 新潮社 1972-02
「つゆのひぬま」とは「露の干ぬ間」である。 深川の小さな娼家に働くおぶん不幸な過去を持つ良助を客にとる。 年かさの娼婦おひろは、労咳の浪人の夫と子供をかかえている、と自分の身の上話を作り上げ、金をた...
文庫 新潮社 1965-12
またずっと同じ作家のばかり読み出してしまった。しばらく山本周五郎にはまっていくかもしれない。 文庫の裏書を見ると、はじめの私の中のブームは結婚する前次は今から12年くらい前。 読みたくなるとしばらく続...
藤原 てい
文庫 中央公論新社 2002-07
壮絶な・・・・想像を絶する・・・・過酷な・・・・・どのような表現をもってしてもその苦労、艱難辛苦を語れない。幼子3人を連れた母親の満州から日本への引き上げの手記だ。 昭和20年8月9日、ソ連参戦の夜、 5...
藤原 正彦
文庫 新潮社 1994-06
「遥かなるケンブリッジ」藤原さんの本はこれが3冊目。 このあと、「数学者の休憩時間」を読んだ。今「祖国とは国語」を読んでいる。「父の威厳 数学者の意地」というのも買った。 はじめの本が面白いと、他の...
星野 道夫
文庫 文藝春秋 1999-03
星野道夫さんという人を知らなかった。 本屋さんで何気なく手にとった本。ぱらぱらとめくってみると、 16歳で2ヶ月のアメリカ一人旅・・・とある。 うむ、この手の話に弱いのだ。即、読んでみる。 彼は私と同じ19...
文庫 新潮社 1981-06
「国家の品格」の著者の藤原正彦さんの若き日のアメリカ滞在記。 数学大嫌い、数学におぞましき思い出しかない私は、数学者というのは、頭の中が数字で埋まっている、心からご尊敬申し上げるが、まったく硬い、論...
小澤 征爾
文庫 新潮社 2000
あの世界の「オザワ」が若いときスクーターでヨーロッパ音楽修行に出かけた、 というのは有名な話らしい。 「なんだ、お前知らないのか」と、亭主に馬鹿にされたが、この本を読むまで知らなかった。 彼が、一人貨...
劇団ひとり
単行本 幻冬舎 2006-01
劇団ひとり、彼はお笑い芸人かと思っていたが、NHKの朝のドラマで立派に俳優として演じていた。 俳優もできるんだ、と思っていたら、小説も書くらしい。 いろいろ前評判が高いように聞いていたので、思わず手...
浅田 次郎
文庫 集英社 2001-11
プリズンホテルの最終巻。 う〜む。読み出したらやめられず、夏、秋、冬、春ときたが、これは★★★といったところ。 浅田次郎の本は、壬生義士伝、蒼穹の昴、椿山課長の七日間 を読んだが、このシリーズはいかにも...
文庫 集英社 2001-09
プリズンホテル 3作目。今回の登場人物も、救命救急室の敏腕看護婦、天才登山家、安楽死事件の渦中にいる医師などいわくありげな人々。全編通して語られるのは命の問題。安楽死の是非、何が何でも助けるという使...
文庫 集英社 2001-07
地元の人がプリズンホテル(監獄ホテル)と怖れ、県警がマークをしている、その筋専用のホテル、奥湯元「あじさいホテル」が舞台の第2作。 このホテルのオーナーは当代きっての極道の大親分で、この親分を伯父に...
野口 健
文庫 集英社 2004-05
世界最年少で、七大陸最高峰を制覇した野口さんはエべレストを登山した時に、海外の登山家から、日本隊のゴミマナーの悪さを指摘され、「コンチクショー、必ずこのゴミをきれいにするぞ」と奮起する。 その後、日...
井形 慶子
文庫 新潮社 2004-05
本の題名に引かれて読んだ.。納得のいくところもあり、そうかなぁと疑問に思うところもある本だった。 イギリスは古いほど、家の価値が高くなり、古くて趣のある家が集まり、魅力的な英国の住宅地を作りあげてい...
野々村 馨
文庫 新潮社 2001-07
筆者は普通のサラリーマンだったが、突然出家し永平寺に入る。頭をまるめ、門をくぐる一日前からの様子、永平寺での修行の生活が事細かにつづられている。 先日、永平寺に行って献茶式に出席し、そのとき感動した...
長谷川 恒男
文庫 集英社 1998-03
マッターホルン、アイガー、グランドジョラスの三大北壁冬季単独登攀をした長谷川恒男さんの本。 彼がパキスタンで雪崩にあって亡くなってから15年がたつ。 彼は、山に「登る」のではなく山に「とりつく」という...
孔 健
文庫 講談社 1999-01
単行本 集英社インターナショナル 1999-10
この本1999年とあるから、今から6年前の本だ。 野口健さんは当時まだ大学4年生。 本の書名にもあるとおり、おちこぼれた子供、学生だったのが植村直巳さんの「青春を山にかけて」で立ち直り、世界最年少で7大陸最...
文庫 集英社 2004-06
フランスのルイ14世時代のシャトー「王妃の館」に宿泊するツアーの物語。それに参加しているのは、いずれもさまざまな人生の問題をかかえた人たちで、複雑に人間関係がからんでくる。しかも、光のグループと影の...
向田 邦子
文庫 文芸春秋 1984-01
向田邦子さんが亡くなってもう25年あまりもたつ。ちょうど、今の私くらいの年に、台湾で飛行機に事故に遭い、急逝された。何気ない日常の一こまや、家族のことや、仕事のこと、よく事細かに覚えているなあと感心...
杉浦 日向子
文庫 新潮社 2005-03
幕末に日本に来た外国人が、日本文化のすばらしさに驚き、今、西洋の文化が入ってくることは日本人にとっていいことだろうか・・と、憂いて日記に書いていると最近になって聞いた。 また、べつの外国人は日本人の...
単行本 朝日新聞社 2002-09
入院するにあたって、娘が図書館で本を借りダメしてくる。 「お母さん、私の手術中にでも読んだら?おもしろいよ。でも、あの世へ行く話だから、ちょっとお母さんにはきついかもね」と娘が私にも借りてきてくれた...
小川 洋子
文庫 新潮社 2005-11-26
数学は苦手だった。学年が上がるにつれますます苦手になった。 高校のころ、1年生の最初のテストでつまずいて以来さらに相性が悪くなった。 ベクトル、logとかみると熱がでそうだった。実際、拒否反応をおこし...
安野 光雅,藤原 正彦
新書 筑摩書房 2006-01
安野光雅と藤原正彦の対談。 両氏が師弟関係にあったとは初めて知った。 かたや画家であり、かたや数学者で、二人が日本語の美しさを語るのはへんな気がするが、安野氏の美の根底には文学の叙情があり、藤原氏の...
東野 圭吾
単行本 文藝春秋 2005-08-25
子供のころから怖がりだ。今も、その怖がりを少々ひきずっている。 映画は怖いところは、手をかざして、指の間からそおっと見る。 ミステリー小説は、先に結末を読んでしまって、納得してから、先頭に戻り読む。...
新田 次郎
文庫 新潮社 1978-01
12月からの大雪で読みたくなった。日露戦争の前夜、厳寒の青森、八甲田山で、雪中行軍が決行される。 青森側と弘前側、両方からの雪山訓練が、比して語られている。 2年前、八甲田山に行った時はすっかり本の内容...
単行本 講談社 1996-04
9月はじめ、北京に行って、紫禁城を訪ねた折、ガイドさんが科挙の話、宦官の話をしていた。う〜ん、どこかで聞いたような・・・読んだような・・・話だと妙に気になる。 おもいだした!「蒼穹の昴」だ! というこ...
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