レビュー by kazuoeさん
プリズンホテルの最終巻。 う〜む。読み出したらやめられず、夏、秋、冬、春ときたが、これは★★★といったところ。 浅田次郎の本は、壬生義士伝、蒼穹の昴、椿山課長の七日間 を読んだが、このシリーズはいかにも軽い感じがする。 主人公の屈折した愛の形は、実は自分の生母、継母に対する、トラウマのような感情からきているのだったが、最後に変身するごとく変わってしまうのは驚いた。 でも、主人公以外の周辺人物はそれなりにおもしろく、1冊ごとに変わるテーマも、熟年離婚、やくざと警察、安楽死、救急救命、文芸賞、といろいろ多彩だ。 安藤優子さんが解説に書いていたように、気持ちの滅入っているとき、入院したときのおともにはいいかもしれない。
登録日 : 2007年01月20日 23:26:36


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