デザイナーのためというよりタイプデザイナーのための参考書かなあと思ったけれど、入門書というには微妙に説明が足りず、かといって中級者以上には物足りないのではないだろうかと感じる基礎的な内容で、ちょっとよくわからなかった。
もう少し専門家による和文書体自体の解説を読みたかったのだが、内容の殆どがフォントの制作方法に割かれており、書体解説は明朝・ゴシック・楷書・教科書体・デザイン書体の5種類しか無かったのが残念だった。江戸文字とか教えて欲しかった。
それでも5種類分の解説や、ロゴタイプについての解説、沢山のフォントが掲載されているという点が個人的には勉強になったので、星4寄りの3というところ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年3月7日
- 読了日 : 2012年3月7日
- 本棚登録日 : 2012年3月5日
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