やたらと本格派ミステリーと言われたり、「終盤の一行」が予測を裏切るとか言われたりで、ハードル上げすぎじゃね?と思って色々予測はしてたけど、
本当に予測は裏切られました。例の一行を読んだ時は思わず声が出た。
あの人が犯人とは思ってたけど、あの人が犯人とは思わなかった。
あらすじは、ミステリー研究会の大学生が、いわくつきの無人島に一週間泊まりに行って、そこで殺人事件がおきてしまう、という、王道といえば王道な内容。
トリックは単純、けれど予測は難しい。
出版年みたら25年前の小説なんですね。でも全然古く感じなくて、とても楽しめました。
キャラクターも濃くて、キャラクターだけなら映像化したら面白く人気も出そうだなとは思ったけど、
この小説は、映像化してはいけない小説No,1です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
和書
- 感想投稿日 : 2012年8月22日
- 読了日 : 2012年8月7日
- 本棚登録日 : 2012年8月7日
みんなの感想をみる