3月11日に志津川病院に残された人々の行動、菅野先生の生い立ちや信念、地域医療の課題と理想などが書かれています。
著者である菅野先生はその時その立場で後悔しない選択をし続けたのだということがわかりました。
また、医療現場の観点から地域社会の大切さを再認識しました。
「すべてを治すことはできない」というような無力感や敗北感を感じても、今目の前で困っている人を支え、慰めることの大切さ、まさに「寄り添い支える」ということ。
この本では医療現場でのこととして書かれているが、私もこのような生き方をしたいと思いました。
河北新報出版センターがだしているからか、細かく見出しが付いていて読みやすかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2012年10月28日
- 読了日 : 2012年10月28日
- 本棚登録日 : 2012年10月22日
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