人を動かす技術

  • フォレスト出版 (2009年11月10日発売)
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本棚登録 : 270
感想 : 25
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コミュニケーションについて知りたくて読書。

著者が日本向けに書いたもの。しかも、訳者は、著者のパートナーということで、内容が伝わりやすくまとまっている印象。

自分への問いかけ、コミュニケーション、アファメーションを通じて、セルフイメージを高め、他者とのコミュニケーションを向上させていく技術だと思う。

自分に力を生む質問、
1.今どんな感情を持っているだろう?
2.どんな結果を出したいのか?
3.今、人生で何に感謝できるだろうか?
4.これの素晴らしいところは何か?
5.どう使えるか?
6.どうしたらより良くできるか?
7.このプロセスをどう楽しめるか?
8.今、何を与えることができるか?
9.今、完璧なこの瞬間に、どう感謝できるだろうか?
10.私にエネルギーを与えてくれる少量でおいしい料理は何だろうか?
11今日何を学んだか?
12.今、自分に問いかけることができる最も良い質問は何か?

マッチングとミラーリングについては再度、学ぶことができた。さっそく、実生活で意識してみる。

ウィン・ウィンの精神は素晴らしい。しかし、実は、日本にはこの精神のさらに高度なものが文化として継承されている。近江商人の三方よし、売り手良し、買い手良し、世間良しの精神である。

ウィン・ウィンだと、時代劇の越後屋とお代官さまになることもあり、ここには世間よしはない。ウィン・ウィンの精神+1を目指したい。

再読する予定の本。

読書時間:約35分

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2013年2月10日
読了日 : 2013年2月10日
本棚登録日 : 2013年2月9日

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コメント 2件

だいさんのコメント
2013/02/11

>近江商人の三方よし、
この 落としどころ はとても良かったです。

>10.私にエネルギーを与えてくれる少量でおいしい料理は何だろうか?
多量でないところに好感が持てる?かな?

びあしん慶次郎さんのコメント
2013/02/13

だいさん、
三方よしは、まさに21世紀の和な考え方なんじゃないかなと思ったりします。

アメリカの自己啓発本らしい言い回しですが、日本向けに書かれたものらしいので、全体的に分かりやすい印象を受けます。

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