現Peparboyco.を起業し、このブクログも立ち上げ、今回の都知事選にも立候補した家入一真氏。
なぜ選挙への出馬をしたのか、どういう人生を歩んできたのかということに興味があって読んでみたけど、この人なら何か変えてくれそうだなという期待感でいっぱいになったのが正直な感想です。
いじめ、不登校、ひきこもり、新聞配達のアルバイト、就職、父親の事故、企業と簡単にキーワードとなることを書くとこのようになるけど、それぞれの時において葛藤があったことがリアルに伝わってくるなと感じました。
ただどの時点においても誠実な人なんだってことはひしひしと伝わってきました。
そして、数々の困難から知った痛みが起業後の人を動かす力に繋がっているということも感じました。
最後の解説文にあるように社会に蔓延する「普通じゃない」ことによる排除する風習というのは自分も今まで痛感してきたことで本を読んで共感する部分もありました。
そして、最後に本人が語っている巻き込み論に関しては凄く胸に響きました。
困難があっても逃げてもいい、自分も大きな塊になるかわからないけどとりあえずやってみた先に何があるか
読了後は本当に背中を押されるそんな思いでいっぱいです。
ただ、政治に関してや今現在に至る部分は書かれていないので続編があれば是非とも読みたいと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
経営者哲学
- 感想投稿日 : 2014年2月8日
- 読了日 : 2014年2月8日
- 本棚登録日 : 2014年2月8日
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